仙洞御所とは太上天皇・法皇・上皇など、主に退位した天皇の御所
京都仙洞御所は京都御苑の中の南東部に位置していて、
正式名称は「桜町殿」と呼ばれている。
これは1627年(寛永4年)に京都新城の跡地に後水尾上皇のために造営された、
東側には広い池を中心に庭園が広がっている。
初め小堀遠州によって築庭されたが、のちに後水尾上皇の意向により大きく改造されたようである。
庭園の南東周辺が空地であり、これを利用して大正天皇及び昭和天皇の大礼の際に、大嘗宮が建立された。
平成初期にも京都迎賓館建設地として、こちらも検討されたが、京都御苑の別の一角に建設された。
仙洞御所(せんとうごしょ)
現在の京都仙洞御所
2019年(平成31年)4月30日、第125代天皇明仁が東京奠都後の
天皇としては初めて退位し、上皇となった。
その上皇の御所として「仙洞御所」が東京(東京都内)にも整備されることから、
区別の為に従来の仙洞御所は「京都仙洞御所」と改称された。
仙洞御所 施設詳細
住所 |
電話番号 |
営業時間 |
入場料金 |
交通機関 |
その他 |
京都市上京区京都御苑3 |
075-211-1215 |
【参観所要時間】 午前 9時30分,11時,所要時間約60分 |
無料 |
地下鉄烏丸線:丸太町駅 市バス:府立医大病院前 |
ホームページ
宮内庁 京都仙洞御所HP