第三番札所 准胝観音菩薩
名称 | 第三番札所 護浄院(清荒神) 宗派・天台宗 |
住所 | 京都市上京区荒神口通寺町東入荒神町122 |
電話番号 | 075-231-3683 |
料金 | 境内自由 |
拝観時間 | 8時~16時 駐車場:無 |
交通機関・最寄りのバス停等 | 市バス 荒神口下車徒歩約5分 |
記事・詳細 | 常施無畏(じょうせむい)寺と号し、天台宗の寺で通称清荒神という。本尊の清三宝大荒神は、光仁天皇の皇子開成親王の作といわれ、摂津の国にあったのを後小松天皇の勅により僧乗厳(じょうげん)が醒ヶ井高辻の地に勧請し、初めて清荒神といわれた。 その後、慶長5年(1600)ここに移され、後陽成天皇御自作の如来荒神尊七体を合せ祀って長日の御祈願を行い、元禄10年護浄院を院号を賜わり今日に至っている。火の守護神として信仰を集める。 京都七福神の一つである「福徳恵比須神」が祀られている。 准胝観音様は六観音のひとつですが、単独でお祀りされている例は少ないと言われています。お堂内に『佛母准胝尊』の扁額が掲げられていますが、経典には七俱胝佛母をして説かれています。七俱胝とは准胝観音様の広大な七つの功徳。佛母とは仏を生み出すもとの般若波羅蜜(最高の徳である智慧)、またはお釈迦様のお母様である摩耶夫人のことをいいます。 これらのことから准胝観音様は除災延命だけではなく子授けの功徳、また子育てに大きなご利益があるといわれ、子供や女性を守る観音様として敬われています。 |