京都府のほぼ中央にある南丹市美山町は、「日本の原風景」が残る
京都府のほぼ中央にある南丹市美山町は、「日本の原風景」が残る美山町として、伝統的技法で建てられたかやぶき民家が多く保存されている風景が観られられます。
その多くのかやぶき民家が集まっているのが北村エリアでは、のどかな田園にかやぶき民家が建ち並ぶ様子は四季を通して、いわゆる「日本の原風景」が楽しめる景観を見ることが出来ます。
この北村エリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、集落内には民俗資料館や民宿、カフェなどがあり、散策しながら景色を楽しめるようになっています。
かやぶきの古民家は燃えやすいこともあるので、貴重なかやぶき民家を守ろうと、春と秋には「一斉放水」が行われています。
2000年には民俗資料館が不審火によって焼失。
それを受け、春と秋の年に2回防火訓練が続けられてきました。北村エリア集落内には62基の放水銃が設置されていて、放水銃の一斉放水で一斉点検と地域住民の火災予防講習が行われています。
放水銃の一斉放水ではかやぶきの古民家が水のアーチに包まれる
放水銃の一斉放水では通常、午後1時30分になると、辺りにサイレンが鳴り響きます。
そしてかやぶき民家に向け、放水銃から次々と水が発射されましす。
僅かな時間ですが、かやぶき民家や現存する民家は放水銃からの一斉放水によって水のアーチに包まれます。放水は約5分間続き、終わりを告げるサイレンによって締めくくられました。
一斉放水の間、集落内は立ち入り禁止になります。
観光客らは離れた場所からその様子を見守ることができます。
新緑の山々に水のアーチがかかる光景は、美山の春の風物詩として多くの見物の人たちでにぎわいます。
美山町かやぶきの里 一斉放水
イベント名称 | 美山町かやぶきの里 一斉放水 |
問合せ先電話 | 0771-68-0057(南丹市社会教育課) |
開催場所 | 京都府南丹市美山町北 |
開催時間 | 開催時間:13時半~ 約5分 |
開催日 | 毎年5月20日・12月 1日 令和4年は中止 |
施設の概略 | かやぶきの古民家は燃えやすいこともあるので、貴重なかやぶき民家を守ろうと、春と秋には「一斉放水」が行われています。 2000年には民俗資料館が不審火によって焼失。 それを受け、春と秋の年に2回防火訓練が続けられてきました。北村エリア集落内には62基の放水銃が設置されていて、放水銃の一斉放水で一斉点検と地域住民の火災予防講習が行われています。 |