世界遺産 二条城(にじょうじょう)約400年を経た今も絢爛たる桃山文化の遺構 二条城は将軍慶喜の大政奉還まで幕府の京における政治、軍事両面の拠点 世界遺産 上洛時の徳川家康の京都の居城として1603年(慶長8)徳川家康が築造、3代家光が伏見城の遺構を移すなどして1626年(寛永3)に完成した。東西約500m、南北約400mに塁を築き堀をめぐらす。 1867...
世界遺産pickup 東寺(とうじ)奈良時代様式の豪壮な伽藍が見どころ 日本一の五重塔は高さ54メートル。京都のシンボル的寺院 世界遺産 京都駅に降りて、まず駅近くの最も京都らしい寺を訪れてみませんか?正式には教王護国寺と称する世界遺産「東寺」です。 794年に開かれた平安京は、都城の中央南端に羅城門を構え、そこから北へ一直線に朱雀大路を大内裏まで走...
世界遺産 平等院(びょうどういん)極楽浄土の世界をあらわす鳳凰堂 見て・聞いて・触れる約1000年の歴史を持つ平等院 世界遺産 宇治橋の西詰から宇治茶を商う店に挟まれた石畳の道をゆくと、平等院の表門にでる。 そこで拝観料をおさめ、園内に入ると、すぐ、に阿字池が見え、池に沿って歩くとやがて正面に鳳凰堂があらわれる。 平等院は寺というよりも、その境...
世界遺産 西芳寺(苔寺)(さいほうじ・こけでら)作庭の見本となった上下の庭 弘法大師、法然上人も来住した。傑僧夢窓疎石が再興した庭園は室町期の名園 世界遺産 苔寺は現在、苔庭の保護と周辺環境への配盧から、事前の申し込み制になっている。 西芳寺(苔寺)の創建は、聖徳太子が別邸を建てたことによるとか、行基が天平年間(729~49)に聖武天皇の勅願により開創し...
下京区 西本願寺(にしほんがんじ)桃山から江戸の建築美の宝庫 庶民的な阿弥陀堂、御影堂の念仏道場だが内部は伏見城の遺構で桃山文化の粋。 世界遺産 お西さんで通る、浄土真宗の総本山は親鸞聖人が宗祖。 親鸞を宗祖とする浄土真宗は、現在、1O派の本山、2万2000を超える寺院、約1300万人の信者をもつ日本最大の宗派である。西本願寺は本願寺派の本...
世界遺産 天龍寺 (てんりゅうじ)名僧夢窓疎石が開創した禅刹 名勝嵐山を借景とした臨済宗の大本山。吉野で崩御した後醍醐天皇を弔うため足利尊氏が創建。 世界遺産。 嵯峨野の寺社めぐりは天龍寺からはじまる。京福嵐山本線の終着駅「嵐山」の目の前が天龍寺の境内である。 天龍寺は創建当初、いまの清凉寺あたりから嵐山までその範囲とするほど広大な寺域を誇...
世界遺産 銀閣寺(ぎんかくじ)室町八代将軍義政の隠棲地 正式には慈照寺。臨済宗相国寺派。1482年(文明14)足利義政が営んだ山荘東山殿を寺にした。 世界遺産 1489年(長享3)に上棟した銀閣(国宝)は宝形造2層の殿開。上層は潮音閣。下層は心空殿。庭の北にある東求堂(国宝)内部に茶室同仁斎があり、四畳半茶室の原型といわれる。 義政像...
世界遺産 高山寺(こうざんじ)三尾の老樹 茂る山中に立つ諸堂 高山寺は京都市右京区栂ノ尾(とがのお)にある古刹である。創建は奈良時代 世界遺産 高山寺は三尾の寺のなかで最も北に位置する。清滝川に沿って走る周山街道の白雲橋の先に寺域への表参道が斜めに上っている。又、JR栂ノ尾バス停から急勾配のジグザグに屈曲した石段の裏参道からも境内に入ること...
右京区 妙心寺(みょうしんじ)臨済宗のなかで最大の宗派 妙心寺の寺域は東西約470m、南北約540mの広さを誇り、46の塔頭を数える。 妙心寺の南門は下立売通に、北門は一条通に面している。寺域は東西約470m、南北約540mの広さを誇り、46の塔頭を数える。また日本全国に3400の末寺を擁し、臨済宗のなかでも妙心寺派は最大の宗派となっ...
世界遺産 金閣寺(きんかくじ)は鹿苑寺という臨済宗相国寺派の禅寺 正しくは鹿苑寺 臨済宗相国寺派。足利義満絶頂期の遺構 世界遺産。 金閣寺は正しくは鹿苑寺。臨済宗相国寺派。1397年(応永4)足利義満が営んだ山荘を、義満の死後、寺にした。金閣は宝形造の三層殿閣で、1950年(昭和25)放火で焼けたが、1955年(昭和30)再建された。30年に再...
世界遺産 仁和寺(にんなじ)最高位の門跡寺院 御室御所 密教芸術の宝庫で本堂、御影堂は御所紫震殿、清涼殿の移築。延暦寺と並び年号を寺名とする門跡寺院。 世界遺産 仁王門をくぐると中門につづく幅広い参道が、道というより広大な空間として広がっている。この広さがまず仁和寺の特徴であり、気持ちの余裕を生みだしてくれる。 仁和寺の歴史と建物 8...
世界遺産 龍安寺(りょうあんじ)一本の樹木も用いない石庭は相阿弥作 世界遺産 龍安寺の庭 一本の樹木も用いない石庭は15個の石を配し相阿弥作。 臨済宗妙心寺派の龍安寺北側に庫裏と方丈が建ち、方丈の前庭がその著名な「石庭」である。 東西25m、南北10m,油塀に囲まれたごく狭い空間に砂紋を描いた白砂を敷き、15個の石、立ったものもあれば、臥したもの...